2017年3月15日水曜日


不審電話にご注意ください

 すでに、メールで数回注意喚起をお願いしているところですが、市内小学校における不審電話が更に増加しており、言葉巧みに電話番号を聞き出した結果、電話連絡網をもとに回答してしまったという事案が頻発しています。本校では、電話連絡網はないため電話連絡網をもとに子どもたちが不審電話の被害に遭う可能性は、低いと思われますが、再度ご注意及びお子様の発達段階に応じたお話をお願いいたします。

 

1 不審電話例

5年2組の保護者と名乗る女性から同クラスの女児の自宅に電話があった。中2の兄が電話に応答したところ、5年2組の連絡網の確認をしたいと言われたので、全員分の電話番号を読み上げた。読み上げた後、女性から「おばちゃんから電話があったことをお母さんに伝えて」と言われ、電話を切られた。

②クラス役員鈴木を名乗る女性から、「お母さんから教えてもらった5-1の友達の連絡先のメモが、汚くて見えなくなってしまったので教えてほしい。携帯電話ではなく家の電話番号だけでいい。4年生の時のクラスの友達の番号も教えてほしい。」と言われ、全て教えてしまった。女は、児童本人の名前や、数人のクラスメイトの名前も出し、巧みに聞き出したとのこと。

 

3月6日(月)より毎日のように市内の小学校在籍児童の家に不審電話がかかってきています。昨年は、4月に入ってから集中してかかってきたのですが、今年は出足が早そうです。今のところ、小学5年生に被害が集中しています。

 

2 家庭での対応のお願い

・電話連絡網はないからわかりませんと答える。

・しつこく聞かれても、教えてはいけない。わかりませんと答える。

・不審電話がかかって来たら家の人にかわる。

・家の人がいなければ、家の人がいるときに再度電話をするように話して電話を切る。 など、発達段階に応じた指導をお願いいたします。