2018年3月26日月曜日


1死亡、6年生の8倍=歩行中事故、横断歩道も注意―警察庁

2018.3/22() 10:16時事通信社配信

 昨年までの5年間に起きた小学生の歩行中の交通事故を分析したところ、1年生の死亡者数が6年生の8倍に上ることが22日、警察庁の調査で分かった。死傷事故は道路の横断中が最も多く、うち4割は横断歩道上だった。
 警察庁によると、歩行中の小学生の死亡者数は過去5年間で計84人。うち1年生が32人を占め、4人だった6年生の8倍に上った。けが人を含めた死傷者数を人口10万人当たりで見ると、12年生に相当する7歳が全年代で最多で、午後35時の下校時間帯が特に多かった。
 道路横断中の死傷者は18841人。うち横断歩道のない場所での被害は1262人だったが、横断歩道上も約4割に当たる7364人に上った。横断歩道での飛び出しや信号無視が計約1000件あった。

 

https://www.jiji.com/news/kiji_photos/20180322ax06_p.jpg

以下、警視庁のホームページより引用

子どもの交通事故の特徴

子どもの交通人身事故自宅から500メートル以内で多発

子どもの交通人身事故で多いのは、

●道路横断中 ●自宅付近 ●夕方の時間帯 ●自転車の事故 ●小学生の男子児童

自転車では、交差点での安全確認が不十分なことや一時停止しなかったことが原因になっています。また、歩行中では飛び出しが原因になることが多くなっています。

 

 

子どもの交通事故事例

青だけど 車はわたしを みてるかな

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/jikoboshi/kids/kodomo01.images/child_2.gif

信号に従っていても、横断歩道を渡っていても、必ずしも安全ではありません。
右折や左折をする車、信号の変わり目で無理矢理交差点に進入してくる車、横断中の歩行者に気がついていない車などがあるかもしれません。必ず、右左(みぎひだり)の安全確認をして、車が止まっているか、運転手さんが自分に気がついているかなどを確認してから渡りましょう。

小学生の交通事故

信号機設置・交差点・横断歩道を横断中




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


保護者の皆さんへ

テキスト ボックス: 子どもは興味があると、そのことに夢中になって、周囲の状況が目に入らなくなり、危険なことの判断ができなくなります。


 

 





新入学、新学期に向けて、交通安全について子どもと一緒に考えましょう!通学路だけでなく、塾や遊びのために利用する道路に潜む危険を子どもの目線で見てください。

歩く時の約束

テキスト ボックス: ●道路を渡るときは横断歩道を渡りましょう。
●信号が赤の時はとまり、青の時は右と左をよく見て、車が来ていないかを確かめてから渡りましょう。
●道路を横断中も、右と左をよく見て、車が来ていないかを確かめましょう。
●道路や車のそばでは、絶対に遊ばないようにしましょう。
道路には飛び出さないようにしましょう。
青だけど 車はわたしを 見てるかな

 

自転車に乗る時の約束

1. 自転車は、車道通行が原則です。
●子ども(13歳未満)が自転車に乗るときは、歩道を走ることができます。

自転車及び歩行者専用標識

●大人(13歳以上)が自転車で歩道を通れるのは、標識などがある場合と車道を通るのが危険な場合です。ただし、70歳以上の人と身体の不自由な人も、子どもと同じように歩道を通ることができます。

2. 歩道では、車道寄りをゆっくり進みましょう。

●歩行者が多いときは、自転車からおりて、おして歩きましょう。

3. 交通ルールを守りましょう。

自分、そして他の人を守るために

●二人乗りをしてはいけません。

●自転車でならんで走ることはやめましょう。

●まわりが暗くなったら、かならずライトをつけましょう。

●信号を守りましょう。

●下記標識があるところは一度とまって右と左の安全を確認しましょう。

一時停止標識/前方優先道路一時停止

4. ヘルメットをしっかりかぶりましょう。

●保護責任者は、小学生・幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるように努めましょう。