2017年10月2日月曜日


自分の身は、自分で守る

急増する子どもへの声かけ 登下校時75%

※朝日新聞9/29日「子どもを守る体験型防犯教室」より引用。

千葉県警によりますと、子どもが見知らぬ人から声をかけられる事案が、昨年1年間に13歳未満への声かけは県警が把握しているだけで425件。前年より71%多かったそうです。また、今年は、7月までにすでに283件ありました。時間別では、午後3時台が27%と最も多く、登下校時間帯前後に全体の75%が集中しています。場所は路上が70%、公園が17%で、相手が徒歩の場合が65%です。自転車と車がそれぞれ17%でした。手口は、「スーパーはどこかな」「遊ぼう」「家族が病院にいるから行こう」など誘われるものが目立ちました。中には、名前を呼ばれた子もいたそうです。

そこで、子ども自身が身を守るためには

■防犯ブザーは手に届くところに付ける。
■ランドセルをつかまれたら、ランドセルを捨てて逃げる。
■逃げるときは全速力で20メートル走る。
■不審者をみたら、くつの特徴を覚える

を実際にできるようにしましょう。学校では、1年生を対象に1学期誘拐防止教室を行いました。各家庭でも再度ご確認ください。

変な人ってどんな人?

 千葉県警が研修として招いた「体験型安全教育支援機構」によりますと、よく「危ない人を見たら逃げなさい」と言われますが、子どもにはどんな人が「危ない人なのか」がよくわからないそうです。そこで、次のような標語をつくっているそうです。

子どもが危険な場所を見分ける合言葉「ひまわり」
ひ 「ひ」とけのない場所
ま 「ま」わりから見えにくい場所
わ 「わ」きみちや路地裏
り 「り」ようされていない空地や公園

 

子どもが危険な人を見分ける合言葉「はちみつじまん」
は  「は」なしかけてくる
ち  「ち」かづいてくる
み  「み」つめている
つ  「つ」いてくる
じ、ま「じ」っと「ま」っている
ん  そんな人には「ん?」と注意



 
◆危機確保基本的な七つの行動「はさみとかみはおともだち」
は 「は」しる。20m走って逃げる。
さ 「さ」けぶ。勇気を出して大声で助けを求める。
み 「み」る。あやしい場所やあやしい人を見る。見分ける。
と 「と」びこむ。どこでもよいので助けを求める。
かみ「かみ」つく。自分の体を武器にして、じたばたする、防犯ブザー、腕ぶんぶん、
かみつく。
は 「は」っきりとことわる。きっぱりことわる。「行きません!」
おともだち おともだちと助け合う。「どうしたの」「だいじょうぶ」見過ごさずに助け合
う。
※詳しいことは、「体験型安全教育支援機構」のホームページをご覧ください。